2018年11月

毎年行われる聖母幼稚園の恒例行事「おみせやさんごっこ」。子ども達が主体となり、イメージをふくらませみんなで協力しながら作り上げる究極の「ごっこあそび」。製作活動が中心となる行事ですが、ここ何年かで子ども達の取り組みの様子が変化してきたように思います。各クラスで相談してお店を決め、品物づくり、会場設営、そして開店当日へ。数年前は、自分で作った作品に愛着を持ち、開店後は真っ先にその品物を買いに走る子が多かったのですが、ここ何年かはその様子は見られません。また、以前はお客さんとして買い物することを楽しんでいた印象でしたが、最近は、店員としてお客さんを一生懸命もてなす姿が多く見られます。遊園地では、汗だくになってジェットコースターを押し、チキン屋さんでは「いらっしゃいませ~!!」と、大きな声で呼び込み。本屋さんでは恐竜図鑑を丁寧に包み、くじで大当たりが出るとベルを鳴らして盛り上げます。昆虫館では「博士」の名札をつけた子が危険生物の説明をし、ピアノリサイタルではお客さんが楽器を鳴らして演者と一体に。喜んでもらいたい一心で頑張っている子ども達の表情は、とても輝いて見えました。4年前から完全縦割りクラスになり、異年齢同士の結びつきが強くなった幼稚園。友だちが困っている時にお世話し、相手の子が喜んでくれたり自分を頼りにしてくれた時の喜びや満足感、誰かに何かをしてあげると自分も嬉しいということを、どの子も経験しているのです。
おみせやさんごっこの翌日。「先生、昨日の品物のどんぐりネックレスをお姉ちゃんにあげたらすごく喜んでくれたよ。お花はお母さんにあげたの。お兄ちゃんにこうもりメガネ、お父さんにはドーナツをあげたんだ。」と、ある年長の女の子が笑顔で話してくれました。当日の姿は保護者の皆様には参観していただけませんでしたが、持ち帰った品物を一緒に見ながら話を聞いてみて下さい。子ども達の言葉の中から、みんなで協力し楽しんだ様子が想像できるのでは、と思います。

11月20日から始まる待降節。自分の周りで困っている人達、また、遠くはなれ、見えないところで苦しんでいる人、弱っている人達のために自分の小さい心と力を使って何ができるか、ということを考え、実行していけるよう子ども達と一緒に約束をしていきたいと思っています。 ご家庭でも待降節のご協力をよろしくお願い致します。

                           園長 泉川 由利子

年長 11月の保育内容
主題
身近な人とのかかわり
月のねらい
  • 友だちの気持ちを受け止め、思いやりを持って接する。
  • 身近な生活を支えてくれている人たちの仕事を知り、感謝の気持ちを持つ。
内容
  • 意見や感情の行き違いの中で、相手の気持ちや考えをわかろうとし、話し合いながら遊びを進める。
  • 自分の生活にかかわりの深い情報や地域の人々に、関心を持ってかかわる。
【健康】
  • 自分の健康に関心を持ち、進んで病気の予防を行なう。(うがい・手洗い・はみがき)
  • 冬の身支度を丁寧に行い、ロッカーをきれいに使う。
  • 自分たちの生活に関わっている人たちの仕事について興味・関心を持つ。
  • 落ち葉の大きさや、色の移り変わり等を感じ、遊びや製作に取り入れようとする。
  • 科学のおもしろさを知り、興味を持つ。
  • いつもお世話になっている方へ、感謝を込めてプレゼント作りを行なう。
  • 廃材を使って試したり工夫したりしながら遊びを展開する。
  • クラスのみんなで心を合わせて演奏することを楽しむ。(ハンドベル)
  • 「演じる」楽しさを味わい、自信を持って自分なりに表現する。(聖劇)
  • ポシェット作りを通して、細かい手先の動きや集中する力を身に付ける。
  • 劇の中での言葉の意味を理解し、表現する。(聖劇)
  • 優しい言葉づかいで、自分の想いを相手に伝える。
  • 友だちと力を合わせて一つの作品を作り上げる喜びを味わうと共に、一人ひとりが大切な存在であることに気付く。(聖劇)
  • 困っている人、苦しんでいる人のために自分たちが今できることを考え、実行する。(待降節の取り組み、献金箱製作)
【環境】
【表現】
【言葉】
【人間関係】
異年齢活動
・落ち葉遊び ・待降節 ・収穫祭(シチュー作り)
宗教
カリキュラム
  • テーマ 感謝
  • 内容 こどもの頃のイエス様、しんせつなサマリア人
  • お祈りの歌 「いつもいつもいっしょに」「あの空はどうして青い」
「きのこ」「うたえバンバン」
「世界中の子どもたちが」「発表会関係の歌」
鑑賞曲
「前奏曲」(バッハ)

●年中 11月の保育内容
主題
身近な人とのかかわり
月のねらい
  • 友だちと意見を出し合い、遊びや活動を進める。
  • 身近な人々に感謝の気持ちを持つ。
内容
  • 遊びや活動の中で、自分の思いを伝え、友だちの考えを受け入れていく
  • 様々な職業を知り、興味や関心を持つ
  • グループ活動の中で、自分の想いを伝え、相手の気持ちに気付く。
【健康】
  • 交通のルールを知り、安全に気を付けながら過ごす(交通安全教室)
【環境】
  • 秋の自然を感じ、自然物を使った遊びを楽しむ。
  • ジャンパーや手袋の掛け方・手紙の持ち帰りなど、身の回りのことを丁寧に行う。
  • 待降節やクリスマスの話を通して、イエス様の誕生を祝う心の準備をする。
【表現】
  • 季節の行事を知り、関心を持つ。(勤労感謝の日など)
  • 絵本や紙芝居など、お話の世界のイメージを共有し、登場人物になりきって遊ぶ。
【言葉】
  • 自分だけでなく、相手の思いも考えようとする。
  • 歌を歌う時には、歌詞の意味も理解しながら歌えるようになる。
【人間関係】
  • 年齢の異なる友だちとも一緒に遊んだり、ルールのあるゲームを楽しむ。
  • 身近にいる働く人に関心を持ち、感謝の気持ちを表現する(勤労感謝の日)
異年齢活動
・待降節 ・落葉拾い ・収穫祭(シチュー作り)
宗教
カリキュラム
  • テーマ「感謝」
  • 内容「こどもの頃のイエスさま、しんせつなサマリア人」
  • お祈りの歌「いつもいつもいっしょに」「あの空はどうして青い」
「きのこ」「うたえバンバン」「世界中の子どもたちが」ほか
鑑賞曲
「前奏曲」(バッハ)

●年少 11月の保育内容
主題
身近な人とのかかわり
月のねらい
  • 自分の思いを言葉で伝える。
  • 周りの人に感謝の気持ちを持つ。
  • 友だちと一緒にルールのある遊びを楽しむ。
内容
  • 身近な働く人の仕事を知り、感謝の気持ちを言葉で伝える。
  • 友だちの思いや考えに耳を傾けながら、ルールのある遊びを経験する。
【健康】
  • 風邪の予防のための習慣を身に付ける。(手洗い・うがい、衣服の調節など)
  • 寒さに負けず、身体を大きく動かし、活動することを楽しむ。
  • 上着の着脱など、自分でできることは自分でしようとする。
  • 秋の自然に親しみ、葉っぱに興味を持ったり、集めたりする。
  • 歌や遊戯を通して、様々な表現、言葉のやりとりを楽しむ(クリスマス発表会の練習)
  • 製作活動に興味をもって取り組む。(勤労感謝プレゼント製作・廃材遊びなど)
  • 音楽に合わせて楽器を鳴らすことを楽しむ。
  • 気の合う友だちとの遊びを楽しみ、その中で自分の気持ちの伝え方を考える。
  • 年上の友だちと一緒に過ごし、触れ合うことを楽しむ。
  • 物を大切にしたり、我慢したりする気持ちを持つ。(待降節)
  • 身近な働く人へ感謝の気持ちを持って、プレゼント作りをする。(勤労感謝プレゼント)
【環境】
【表現】
【言葉】
【人間関係】
異年齢活動
・待降節 ・落ち葉遊び・収穫祭(シチュー作り)
宗教
カリキュラム
  • テーマ 「感謝」
  • 周りの人達に感謝の気持ちを持ち、祈る(勤労感謝の日プレゼント製作)
  • クリスマスの意味を知る(待降節の話)
  • お祈りの歌 「いつもいつもいっしょに」「あの空はどうして青い」
「きのこ」「うたえバンバン」「世界中の子どもたちが」
鑑賞曲
「前奏曲」(バッハ)
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